ペルチェ素子開発・製造の熱電素子開発に「北海道しんきん地域活性投資事業有限責任組合」から出資決定
- 2007/04/27
北海道ベンチャーキャピタル株式会社(以下、北海道VC)が運用する「北海道しんきん地域活性投資事業有限責任組合(通称:しんきん地域活性ファンド)」の投資先第2号として株式会社熱電素子開発への出資が決定致しました。
同社の主力商品である熱電変換ユニット「PV2」はペルチェ素子を組み込んだ加熱・冷却ユニットとして、主に小型冷蔵庫、ワインセラー、薬品検査機器に搭載されており、小型軽量といったペルチェ素子の特徴はそのままに、信頼性・耐久性を飛躍的に高めた熱電変換ユニットとして国内外の家電メーカーより注目されています。
ペルチェ素子は電気を通すことにより半導体の表裏に温度移動を発生させるペルチェ効果と、逆に半導体の表裏に温度差を発生させることにより電気を起こすゼーベック効果があることが古くから知られていますが、同社はこのペルチェ素子の弱点であった結露等による破損や劣化を、製法特許となる独自技術により排除することに成功しました。高信頼性・高耐久性をセールスポイントに既に国内外の家電メーカーに年間数万個規模で納入する目処があり、更に家電メーカーとの共同マーケティングを通して、より多くの用途での市場拡大を目指しています。一方、ゼーベック効果によるプラント等の廃熱利用技術の研究も進めており、近年問題となっている地球温暖化対策として期待されている技術の一つです。
同社の本社は東京都でありますが研究開発施設が登別市にあり、今後研究員の増員や生産体制の増強を視野に入れており、製品の優位性のみならず、先端技術発信や雇用創出などによる地域活性化も期待できることから、しんきん地域活性ファンドからの出資を決定しました。同社は研究開発や製造に加え、熱設計サービスなどソフト面も充実させ、付加価値の高い商品を世界に向け発信し続けていく企業を目指しています。
北海道VCから報道機関向けのプレスリリースはこちら(PDF、12KB)






















